機能性ディスペプシア
症状
食後のもたれ感
早期飽満感(すぐにお腹いっぱいになる)
心窩部痛(みぞおちの痛み)
範囲的には狭く、症状に波がある内視鏡検査や血液検査では異常を認めないものこれを機能性ディスペプシアと診断します。
過敏性腸症候群も合併することも多い。
病院では
•生活指導(ストレスのコントロールや規則正しい生活、暴飲暴食を是正、禁煙など)、薬物療法など
•当院では腸脳相関というものがあり内分泌系や自律神経系を介して脳と消化管とが互いに影響を与え合うシステムを言います。
胃腸の状態が悪いと脳もストレスを受け取り脳もストレスを感じると胃腸の機能にも影響します。検査で異常を見受けられなかったので胃の機能性に異常が起きていると言う事です。
また、オステオパシーの哲学では正常な機能が行われるには正常な構造が前提であることが必要だと考えです。
脳と消化管で信号を伝達するのは、主に交感神経や迷走神経です。これまで同じようなストレスに耐えれていたのに、何がこれまでと違うのか?
それは、蓄積された構造的な変化(姿勢に関わる組織)にあります。蓄積された構造的な問題が交感神経や迷走神経の働きに異常を起こし、そのため胃の機能的な異常が起きていると考えております。